予約していたエントリーあったけど、戦争が始まったから急遽別の話……
なんだか戦争が始まってからtwitter でもウクライナとかロシアとかの話題が流れてくるようになって、どうしても気になっちゃうんだけれどね。ここで戦争について書く気はない。そういうのはプロに任せておけばいい。日頃からロシアや東欧についてリサーチしている人達がいるのに、たかだか数時間ほど調べ物をしただけの素人が、意味あることを言えるわけなんてないのですよ。
なぜかこの国、っていうと主語が大きいかもしれないけど、僕が観測できる範囲のTVやSNSでは素人がプロに上から目線で意見することが当たり前になっている気がする。プロが話す内容が分からないからといって、自分の知識の無さを恥じず、あいつはモノがわかっていないということを平気で口にしたりね……
専門家としての良し悪しはあるけれど、その知識や語る内容が、決して素人やタレントと同じではないことぐらいわかると思うんだけれどね。それで喰ってるから専門家な訳で、そこはキチンと線を引かないと……もちろんおかしなことを言っていたら同業者から批判されるだろうけど、それが一般人の目につくところで行われるわけではないことも、また事実だったりするわけです。
ボクが学生の頃、ネットのハードルが劇的に下がって、その頃の雰囲気は、インターネットは「誰が話すか」ではなく「何を話すか」ということが重要視される、素晴らしいコミュニケーションツールだった。もちろん現実は違っていたけれど、そういう建前を持っている人が多かった気がする。あの頃から随分時間が経ったけれど、人類はまだネットを使いこなすことができないみたいだ。
話を戻そう。いい専門家は断言することは結構躊躇する。少なくとも専門分野であればあるほど、そういう傾向が強くなると思う。なぜなら自分の知識が不完全なことを知っているから。考えられるだけの想定をしても、予想外のことが起こることを知っているからね。個人が知っていることなんて、世界の中のほんの僅かな範囲でしかない。予測が確定しているなら、それは予測ではなく未来予知だ。そしてそんなものを持っている人間は、詐欺師以外にはいない。
アメリカは、昨年の年末あたりから、ウクライナ周辺でのロシアの活動に警戒していたし、欧州もずっと警戒していた。でも想定と確定は違う。世界が最悪な事態にならないように手を打っているけれど、それが全てのプレイヤーで一致しているわけはないから、常に事態は不確定だ。
140文字で断定するには世界は複雑すぎるのだけれど、140文字でも言い切ると、なんか言った気になってしまうみたいだ。だから僕は安易な断定だけはしないように気をつけていたいと思っているけど、それもまた必ず守れるわけでもない。
ボクにできる細やかなことは、ボルシチはウクライナの伝統的な料理で、非常に美味しそうなので、どこかで本格的なウクライナ料理が食べられないかを調べるぐらいでしかない……







