近現代の歴史を知っている人と、知らない人では、今回のウクライナ侵攻に対する印象は全く違うのではないかと思っている。ソビエト・ロシアが周辺諸国に対して行ってきたことを少しでも知っていると、ウクライナの人に降伏を勧めることなんてできないわけだけど、元大阪府の知事さんなんかがTwitterなんかであれやこれや言っているのを見ると、すごく悲しくなるわけで……
GHQによる日本の統治は比較的穏やかだった、こう書くと沖縄とか、いろんな地域の人から怒られそうだけれども、でもやはりどう考えても、GHQによる統治は、穏やかだったと思う。でもアレを基準にしてはダメなんだよって話。少なくともGHQに計画的に餓死させられたなんてことはないはずだし、日本の地域同士で憎み合うように仕向けられたなんてことはないと思うから。
で、その穏やかな統治を、そして僕のようにそれを体感していない人が、それを基準に他国による統治とはどんなものか想像せずに、現在戦争が起こっている人たちに降伏を勧めるなんていうことは、間違っているとしか言いようがない。
あとロシア人が、欧米の民主国家の人たちのように、自由で開かれた教育をされていると考えることも間違っている。教育というのは国家が行うものなのだから、国家の都合の良いことしか教えないからね。お隣の国を見てたらわかることなのに、ロシア人はそうじゃないとなぜか考えてしまうのは謎でしかない。たまたま僕たちは日本という自由で開かれた社会に育っただけで、世界中の人が自由とか平等とかに、価値を置いているなんていうのは妄想でしかない。
子供用の伝記物とかにすらなっているガンジーとかキング牧師の話がなぜ感動するかというと、抑圧を跳ね返すことに一応成功したからなんだよね。そしてわかりやすいストーリーをつけて、教育のために物語化されるんだけれど、抑圧が跳ね返せなかった悲惨な例というのは、そういったわかりやすい本や映画にはなりにくい。だから勉強する必要があるわけですよ。
ロシアがここ20年ぐらいでやらかしてきたことを学んでいると、今回の戦争の悲惨な状況は、「やはりそうなるよね」という感想にしかならないわけで、だからといって、それを許容するわけでもなく、やはりダメなものはダメと言い続けて、今頑張っている人々には支援をするべきなんだと思うわけです。
個人的には、ボルシチとかワインとか、ソバの実とかが手に入るようになってくれれば、食べて応援もしやすいよねと思っているわけです。







