ここ最近、コロナも収まっているのかどうかわからないけれど、なんとなく外出してレジャーを楽しんでもいいような雰囲気が出てきたので、映画を2本見てきました。「シン・ウルトラマン」と「Top Gun: Maverick」なんですけどね。どちらもIMAXで観てきました。
ウルトラマンはオリジナルが1966年だから56年ぶりのリメイク、トップガンは1作目は1986年ですから36年ぶりの続編ということになります。どちらもすごく楽しめたのでおすすめなんですが、令和もはじまって数年経つのに、古い企画の続編を見ていることに少し不安になったりもします。まぁ楽しいからいいんですけどね。
この2つの映画は古い企画と言いましたが、作り方は全く違うアプローチだと思うのです。ウルトラマンは宇宙人が日本で怪獣とか宇宙人(今回は外星人)と闘うわけですけど、その戦いには本質的に関われないわけです。メフィラス星人とウルトラマンが戦うとき、日本人は、その前の政治的な駆け引きには参加していますが、本質的な戦闘が始まると基本的に傍観者です。
かたやトップガンの方は、トムクルーズが一線を引くかと思えば、やはり前に前に出てきて、主体的な戦闘に関わるわけです。文字通り先頭を飛んでいきますから。
どちらも荒唐無稽なストーリーなのですが、戦いへの関わり方みたいなものが、日米でここまで違うことも面白いですね。
あと両方とも過去の作品に対する敬意というかリスペクト度合いが半端無いですよね。情報を知っていれば知っているほど、スルメのように楽しみが増えていきます。特にウルトラマンはオマージュの宝庫ですから、DVD、BDで繰り返し鑑賞できるようになると、映画館で見たときにはわからなかったことがもっと出てくると思います。そういう楽しみもいいですよね。
古くは、リドリー・スコット監督の「ブレードランナー」は、ビデオソフト化したことでカルト的な人気を集め、今では5つのバージョン違いを楽しめます。映画は今や繰り返してみるものなんですね。コロナ禍でNetflixやアマゾンプライムなどの動画配信が急激に伸びたのは記憶に新しいですが、僕たちは映像作品を、かつてのレコードのように掛け流しで消費する社会にいるのだなと思います。
ここまで、普通のことを書いていたのですが、僕の住んでいる奈良県は県庁所在地に映画館がない唯一の県です。ですから僕も車で隣の郡山市に行って映画を見るか、大阪で観るか、上映作品で選んでいます。幸いなことに近くにIMAXシアターがあるので困っていないですが、映画館で大画面、大音量での映像体験には、都市生活者のアドバンテージが大きいなとつくづく感じています。いくら配信を大きなモニターとヘッドホンで見ても、トップガンのような戦闘機の爆音を楽しむのには非力ですからね。
映画が見たいときに、映画館に行けるというのは、それだけで幸せなことなのだと思います。映画について書き出すと長くなるので続きはまた……







