日本はほぼ水洗トイレですが、海外ではそうじゃないこともあります。日本の下水道普及率は8割弱。東京ではほぼ完全に普及していますので、町中で暮らしている限り、汲み取りの便所に当たることはないわけです。海外に渡航すると、わりと先進国でもトイレに紙を流せなかったりします。最近行ったところでは韓国でも場所によっては紙を流せないところがあった記憶があります。
紙がトイレに流せるって、結構凄いことなんですよ。まず水によく溶けるけど、使用している時には破れない紙がいるわけです。次に、紙が詰まらない管径の住戸内配管がいるわけです。そして下水道が家の前まで来ている、この3つが揃わないと、トイレに紙が流せないわけです。
で、紙不足のデマです。トイレットペーパーまで買い占められています。輸入品のトイレットペーパーまで買い占められている画像も見ましたが、輸入品のペーパーは、日本製ほど柔らかくもなければ、水に溶けやすいことはないとは思うんですよね。たくさん使えば、流れない、トイレが詰まる、といったことが起こるとは思うんですよ。トイレが詰まると、気分的にも経済的にも哀しいことになるんですけどね……
そもそもトイレットペーパーを輸入しても儲からないわけです。嵩張るわりには重さはない、空気を輸入してるみたいなものなので、あまり運送効率の良い製品ではないのです。おそらくほとんどの国で内製品なのではないでしょうか。まぁ不足するなんてことはまずないでしょうね。
デマを流す人は、軽い悪意や、愉快犯的な軽いブラックジョークのつもりだったのかもしれません。そもそも悪意がない、まったくの偶然であることもあります(詳しくは「豊川信用金庫事件」でググるといいですね)。発端はどうあれ、拡散する人がいなければデマにはならないわけで、デマを拡散することも同等によくないわけです。
デマをデマと判断するためにも自分のアタマで考えないと、すぐに流されてしまいますよ……(自戒も込めて)。








