あまり更新しないブログになってますが、別に仕事をしていないわけじゃなくて、たんに文章を書くのが苦手なだけなんですよ……ここ最近立て続けに、知り合いから「仕事してる?」っていう感じの電話が来たのは、こういうところからの印象なのではないかしら……なんて、ふと思ったりしてます。で、たまには更新しておこうかと思って、最近なにしていたかを考えていると、集合住宅の大規模改修工事の手伝いなどというものしていたりします。
マンションの改修を手伝うようになって分かってきたのは、思ってたより分譲マンションの修繕積立金って貯まっていないもんなんだなぁということ。少し古い、公団型の集合住宅で自主管理のマンションは結構お金を持っていたりするんだけれど、いわゆるマンションで修繕積立金に余裕がある所なんて本当にないんですよね。
理由は簡単で、分譲マンションを売るときに見かけの支出を減らすために、デベロッパーが積立金の額を少なく設定しちゃうから。デベロッパーは売ってしまえば、自分たちの投資した金額を回収できる(つまり売れなきゃ赤字)ので、売った後のことはあまり考えてはくれないんですよ。ちなみに僕の住んでるマンションでは、築5年ほどで、修繕積立金は倍になりました。最初の設定が安すぎなんですよ。
だいたいマンションの分譲マンションの大規模修繕のインターバルは13〜15年程度。工事費は最近高騰していますので、100万円/住戸程度というところでしょうか。100万円を15年✕12ヶ月で分割すると、約5,600円ぐらい。(大規模修繕工事以外にも、小さな工事はありますから、実際はこんな金額では足りないでしょうけど)修繕積立金がこの金額より安いなら、いずれ値上げをしなくてはならないでしょう。値上げをしないなら借金をすることになるんですが、住宅金融支援機構のようなところで借りて、10年間かけて借金を返済して、返済を終えた数年後には次の大規模修繕が待ってます。そして次の大規模修繕工事をするために、また借金をするはめに……
しかし自分が原因で借金するなら、ある意味自己責任とも言えるわけですが、修繕積立金が足りないなんていう場合、責任の取る人がいないんですよ……管理会社と長期修繕計画を作っていれば、まだましなんでしょうが、ここ数年のように、震災、消費税UP、オリンピックときて工事費がここまで高騰すると、計画通り貯めていたのに工事費が足りないなんてことにも……
持ち家は「資産」なんていって、マンションの購入を勧める人はたくさんいるけど、そういう人は「リスク」については教えてくれないんですよ。教えてくれて予測の算定根拠があまりにも甘すぎたり……本当は「未来はどうなるかわからない」こと自体がリスクなんですけどねぇ……







