全てにおいて合理的な判断なんて無理なんですよ

省エネの話でもう一本。
個人の合理的な判断が、結果としては全体の不合理になるというお話。

ハイブリッドカーが増えてますよね。燃費も良いいからガソリン代も節約できるし、おまけに去年までは補助金もあったから、買い替える人も多かったとか。

そのなかでも代表的な車種はトヨタのプリウスです。そのプリウスを生産するには約11万9000メガジュールのエネルギーが必要なんだとか。

ガソリン1リットルのエネルギーは約31〜34メガジュールですから、丸めて35メガジュールと考えると、

119,000÷35=3,400

ということで、プリウス1台を製造するエネルギーは、ガソリンで換算すると約3,400リットル分になります。プリウスの燃費は32.6km/ℓですから、プリウスが手元に来るまでに、そのプリウスが約10万キロ走行しているのと同じぐらいのエネルギーを消費していることになります。

これなら4〜5年前に製造された低燃費を謳った中古車を買って、廃車になるまで乗り回した方が省エネじゃないでしょうか?

もちろんこれは僕の個人的な見解であって、1点の曇りもない真実というわけではありません。いいたいのは、ガソリン代を節約できるとか、そういう個人的に合理的判断や行動が、社会全体としてみたらそんなに合理的でもなかったりするという例がありますよってことです。

神様じゃないんだから、社会全体のことなんて見えないですよね。でも社会全体のことを常に考えて行動できるほど、人類は強くも賢くもないわけで……

結論としては、合理性なんてモノは半分ぐらい疑ってかかる方がいいよってことです。

省エネとかエコとかロハスなんてモノは、自分が好きなことをする時に頭の片隅に置いとけばいいぐらいモノなんですよ……多分ね。

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